WEBサイト競合分析の解説 | ムノログ 合同会社ムジンケイカクプロのITノウハウブログ
サイト改善

WEBサイト競合分析の解説

Webマーケティング サイト改善

競合分析で主に見ていることを書き出しておきます。

  • サイト表示スピード

  • 商品名の命名ルール

  • 商品説明の構成

  • 特集コーナーの比較

  • アバウトページなどのストーリー

  • トーンアンドマナーの差異

  • SEO観点でのキーワード利用方法

  • 検索キーワード観点からの検索ボリューム調査

  • メッセージのわかりやすさと一貫性

  • アフターフォローとアフターサービスの差

  • SNSなどの媒体利用方針

  • 配送料などの基本サービス比較

  • 画像の構図

  • 初回購入フローのわかりやすさ

  • ユーザー利益(ベネフィット)に繋がる呼びかけ(CTA)のあるなし

競合分析のマトリクス

ターゲット・差別化ポイント・強みの理由を書き出し、自社と他社を比較してください。

ターゲット

狙っていくユーザー、「具体的なペルソナ」が必要です。

ここで気をつけてほしいのが、男性向け女性向けなどのセグメント(属性)です。

対象ユーザーのペルソナ(人物像)の見直し

差別化ポイント

これは「プロダクトの特徴」です。

ユーザーと同じ視点で、他社と比べる必要があります。

焼き立てパンが特徴なら、

  • 焼き上がりの時間が日に5回で、他社より2回多い。
  • 使っている小麦粉にこだわりがあり、競合では使っていないもの。
  • 他店より安い。もしくは他店より高い。
  • とにかく種類が多く、〇〇種類を常時ご用意。
  • 購入予約が、スマートフォンから手軽にできる
  • 環境保護活動をしているため、パンを買うだけで環境保護に参加していることになる。

等が思い浮かびます。

競合との差別化のコツ

コツは、上記の内容を書き出した時に「だから?」と質問してみることです。

「焼き上がりの時間が日に5回で、他社より2回多い。」
「だから何がいいの?」
「お客様の都合の良い時にいらしていただければ、焼きたてパンが常にご用意できています」

もうひとつのコツは、数字で具体的に表すことです。

「焼き上がりの時間が多い」「たくさんの種類があります」と書いてしまう人は多いですが、これでは内容がぼんやりしています。

その他の「売れる理由」

  • 焼き上がりの時間が日に5回あり、他店よりも2回多く、常に焼き立てパンを提供する。
  • 使っている小麦粉にこだわりがあり、完全自社生産で安心安全。
  • 焼き立てパンが他店より安い。ポイントカードも発行していて貯まると割引もある。

競合分析の大切さ

SEO対策をする際にも、競合がどんなキーワードや流入経路でトラフィックを獲得しているかや、どんなアクセスアップ施策をしているかわかったほうが有利です。

競合分析から、ユーザーの検索意図を知ることで、ユーザーの求める情報を提供できます。
これは結果としてSEO効果を大きく向上させます。

どんな作業が効率化される?

ユーザーの獲得方法(トラフィック)がわかることで、真似ることから戦略が導き出せる。

競合分析のやり方

やり方は簡単。

ここは自分と同じ業界のライバルだ!というサイトを5つほど見つけます。
そのURLをメモしておいて、特徴を思いつく限り書き出していきます。
書き出した特徴を、カテゴリ分けして比較してみると、自社が勝てる部分が必ず見つかります。

Ahrefsツール利用での競合分析

Ahrefsで、お試し7日800円程度ではじめられるサイトエクスプローラーを使用する。
サイトエクスプローラーに入力するだけ。

競合のURL

競合のURLをピックアップしておきます。
自サイトのURLを入力した後に、Content Gapツールで競合他社のURLを入力していきます。

そこで、ライバルがどこもランクが低いネタがあれば、それを書くべき。
ライバル全てが書いているネタは、最低限書くべき。

書きたいキーワードを絞り込んだら、SERPボタンを押下。
出てきた上位ページのURLを複数取得。
自分自身のURLを削除して、再度検索結果を出すと、今度は記事内に含むべきキーワードが一覧化されます。

どこを見る?

Top pages:上位ページ

ここを見ると、オーガニック検索のトラフィックの推定値から、そのサイトのランク付けがわかります。

国の指定はALLでいいかなと思うんですが、越境ECだと国別分析は便利なはず。

トラフィックが多く、RDが少ないものが、まずコンテンツとして狙い目です。
※RDは被リンク数(のはず)

被リンクを与えているサイト1つ1つのドメインパワーも重要ですが、とりあえず数値が小さいキーワードを選びます。

オーガニックキーワード

対象サイトがどんな検索キーワードでトラフィックを得ているのかを見られます。
トラフィック順にソートしたほうがわかりやすいです。

コンテンツエクスプローラー

公式の動画でもありますが、参照ドメインを絞りこんで、競争の少ないトピックを見つけます。

ドメインレーティングというドメインパワーを表したものは、手始めに30-40で絞り込んでいきます。
比較的小さいサイトを見つけるのはこれでいいでしょう。

参照ドメインで競合の少ない記事を書く

リファリングドメインを0に。
オーガニックトラフィックを1000からに。
最終的には「SEO対策」というキーワードで10-40で試した。

SEOというキーワードでは各サイトが強豪で、ニッチなネタの隙間がないように感じた。
ここで上位サイトのオーガニックキーワードを見て、どんなキーワードで絞り込んだ記事が評価を得ているか確認する。

ディティールからオーガニックキーワードを見ると、意識するべきキーワードが絞り込めます。

キーワードエクスプローラー

検索エンジンとキーワードを選んで、難しさから見ていきます。