【ECサイト改善】売れないネットショップのサイト改善|実例からのよくある質問と解答 | ムノログ 合同会社ムジンケイカクプロのITノウハウブログ
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【ECサイト改善】売れないネットショップのサイト改善|実例からのよくある質問と解答

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ECサイト(ネットショップ)サイト改善マニュアル

以下記事は、ECサイト(ネットショップ)サイト改善マニュアルから派生した記事になります。
CVR改善・集客改善に役立つ内容になっていますので、弊社へのご相談前に内容を確認してみてくださいませ。

注)当ページは、コンサル契約時にご説明している内容になります
コンサル契約時や契約後をイメージいただき、読み進めてください。

著者の紹介

合同会社ムジンケイカクプロ代表
クライアント様からはムジンと呼ばれています。
フリーランスとしては20年くらいIT業界をウロウロしています。
ネットショップ改善や作業支援、業務改善やマーケティングに関わるお仕事を請け負っています。
ご相談はお気軽に!

▽実積&相談窓口

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弊社では、ネットショップの売上を伸ばすために悩む、ネットショップオーナー様を応援しています。
よくある質問と解答を掲載していきますので、ネットショップ構築運営に不安がある方は参考にしてみてください。

競合他社の良いところを真似ているがうまくいかない

競合他社の良い点を割り出し、良い部分は見習っています。
しかし、成果に結びつきません。

弊社の回答:真似るを間違えないでください

大前提の知識として、参考にするネットショップを間違えないことが大事です。
真似ることは大切ですが、自身と規模感を同じくするネットショップを参考にしてください。
成功者の代表になっているようなネットショップの真似をしても、状況や環境が全く違うためうまくいきません。

何から改善すればいいかわからない

とりあえずショップは開店しました。
このあとどうすればいいかわかりません。

弊社の回答:あなたのネットショップの存在価値を作りましょう

あなたの名前、ロゴ、店舗名。
それがもしあなたのお店からなくなった時に、あなたのネットショップは何かを伝えられるでしょうか?
本当に価値があるでしょうか?

誰に向けたメッセージが書いてあり、どんな商品が置かれているかをよく考えてください。

存在価値がないと、マーケティングの成功は全て広告費用に比例した偶然になります。
広告費用をかければ、物が売れる偶然はいくらでも起こります。

広告が作る偶然に頼ってはいけません。
売りたい人に売れたから成功なのです。

あなたのネットショップに確かな存在価値があるなら、それを広告で伝えましょう。
あなたのネットショップに明確な存在理由があり、それがあることで助かる人がいるから売れます。
広告で売れるのではなく、確かな理由を持って売っていきましょう。

自分のネットショップでどこが悪いのかわからない

事例を参考にお金もかけてネットショップを作っているが、いまひとつ成果につながらないです。

弊社の回答:あなたのネットショップの存在価値を作りましょう

私も若い頃は迷いに迷ったので、長年のサイト改善経験からのアドバイスを。

売れないネットショップの多くは、ユーザーが使いにくい構造になっています。
使いやすい=誰かが使いやすいわけですね。
それは誰ですか?

スマートフォンの利用ユーザーでしょうか?
年齢・性別・職業・住所・家族構成…。

誰向けに使いやすくするかを、はっきりさせましょう。

10代の女性が感じる使いやすさは、Instagramのようなインターフェイスのはず。
50代男性は…

使いやすいは説明がわかりやすい

ネットショップが使いやすいということは、説明がわかりやすいはずです。

子どもでもわかるように、丁寧に説明を書き加えましょう。
説明は長くてもダメです。
より手短に。

  • ネットショップのコンセプトをわかりやすくする
  • セール情報をわかりやすくする
  • 買い物の注意点をわかりやすくする
  • お問い合わせ窓口をわかりやすくする
  • 発送に関してわかりやすくする
  • SNSアカウントの運営方針をわかりやすくする

使いやすいは工夫で演出できる

商品カテゴリや商品タグ、商品名のわかりやすさ。
どんな商品を扱う店なのか、トップメニューが整理されていることでも使いやすくなります。

見た目にわかる情報を工夫していきましょう。

ちんぷんかんぷんな商品名や、統一感のない商品画像やバナー、わかりにくいお問い合わせ窓口の場所など、いくらでも工夫で使いやすくできます。

使いやすいは信用しやすい

ネットショップが使いやすいのは、実は信用が関係しています。

信用できるネットショップだと思ってもらったら、多少の粗は多めに見てもらえます。
信用とは過去からやってきます。
販売実勢や口コミがそれに該当します。

新規ショップではそれがないため、ネットショップ運営者がどんな経験を持ってお店を開いたのかも大事です。
アパレルの会社で10年働いて独立したなら、そう書くべきです。

使いやすいというのは、居心地いい感覚を与える信用面が大きいのです。

使いやすいは信頼しやすい

ネットショップが使いやすいのは、実は信頼も関係しています。
信頼とは未来からやってきます。

あなたのネットショップは、商品を買ったあとにも安心だとわかるように作られていますか?

アフターサービスが充実していたり、将来使えるクーポンを配布したり。

未来を感じる構成になっていますか?

ネットショップの使いやすさ

ネットショップの使いやすさは感覚的なものです。
「このネットショップは使いやすい」と思ってもらえる工夫は無限にできるのです。

最新の技術を導入しても、操作に慣れが必要なら使いにくい。

ネットショップの使いやすさを感じてもらえるように、信用と信頼を大事にサイトを改善していきましょう。

ITそのものに不安がある

ITに詳しいものがおらず、毎日不安です。

弊社の回答:私も不安で、毎日勉強しています

機械が苦手!
それでも、スマホで自分のネットショップは見られるはずです。

見て、使って、ダメな点をノートに書き出すだけでも効果があります。

問題点を書き出せていれば、誰かに頼んだり検索したり、外注できるからです。

デザインに関してこれでいいのか迷っている

きれいなサイトでいいと思うが、リニューアルを考えています。
デザイン面での変更をしたいのですが、アドバイスしてください。

弊社の回答:機能的なデザインの正解があります

売れているネットショップは、ユーザーが疑問に思うことへの回答ができていることが大事です。

例えば、スライダーで商品画像を見せるネットショップがあります。
改善する際に、スライダー画像の意味がないことが多いです。

商品画像を入れているが、どういう特徴のある商品なのか全くわからないのです。

商品画像はデザイン分野になります。
しかし、あくまでデザインは最後。
伝えたいことが明確になっていないと、デザインできないはずです。

伝えたいことがたくさんあるので、それをビジュアルでわかりやすく伝えるはずが、ビジュアルでショップサイトを飾ろうとしているショップは多いです。

それでは、中身のないハリボテを作ってしまうことになります。

因みに私がいくつか見た越境ECサイトでは、配送に関しての注意書きがわかりやすく書いてある方が売れています。

SNSで儲かるか?商品は売れるのか?

SNS運用を本格化するか迷っています。

弊社の回答:売れます

SNSコミュニケーションツールです。
そのため、SNS上で直接的に商品宣伝をして売れるのは、既にブランディングができているショップに限られます。

駆け出しのショップであれば、あなたの投稿を見てくれるユーザー目線で企画を考えましょう。
ユーザー側のペルソナを想定し、対話を意識して、相手の悩みに語りかけるようなメッセージを考えましょう。
メッセージが決まったら、具体的な企画を考えます。
最後まで企画をやりきることが重要です。

例えば、
ペンを売っている。
文字がキレイに書けるペンだ。
ペンを買ってほしいターゲットは、20代の女性で仕事は事務。
ターゲットは、このペンをいつどんな時に使うのか?
ペンを使う上での悩みは?
その悩みはこのペンで解消できるのか?
悩みがキレイに文字が書けないことであるなら、このペンを使って女性が実際に文字を書いたらどうなるかを100回投稿する。
よくある質問や豆知識も同時に紹介していく。
などです。

企画をやりはじめた時は反応はゼロでしょう。
そこから1投稿を重ねる度に見えてくるノウハウがあります。
これは誰かに教えてもらうことではなく、経験を積むことが売上に直結します。

商品ページのSEO対策ができているか不安

アクセス解析を見ていると、狙ったキーワードでの露出が少ないようです。
フリーランスの方にお願いしているのですが、発注先を変えようか迷っています。

弊社の回答:ページ内で使うべきキーワード以外に構成も大切に

商品の特性に関して、どんなユーザーがどんなキーワードで検索してくるか?を想定しなければなりません。
そして、想定したキーワードを商品ページ書き込んで終わりではありません。

テストをしながら、ユーザーが知りたいことを伝えられているか?を検証する必要があります。
顕在ニーズと潜在ニーズを探っていくのです。

弊社も、SEO対策としてオウンドメディアマーケティングを行っていますが、記事のリライトにかかる工数はとても大切です。
リライトで伸びるのですから、常に修正が必要となります。

そのため、既にある程度はできているが、完全ではない状態が長く続きます。
弊社では、成果が出るまで作業を伴走します。

ネットショップの構成や構造に不安

思ったようにユーザーがショップ内を見てくれていないようです。

弊社の回答:見直すポイントがあります

自身のネットショップが、ユーザー側に伝えたいことが伝わる構成になっているのか不安だというお問い合わせは多いです。

  • カテゴリ構造
  • 一押し商品の乱立
  • 初回購入フローの未整備
  • リピーター向けのフロー整備
  • ユーザーへの接触回数は最低3回以上必要
  • 関連商品の表示位置が悪い
  • 最初にユーザーに何をしてほしいか呼びかけていない

全体として、コンセプトに沿った誘導をひとつひとつ整備してください。

サイトは安く作ったけど、全然効果がなくて

知り合いに頼んで安くネットショップを作ったが、効果が全然ない。
まだ何も売れていない。

弊社の回答:どんな効果を求めたか聞かせてください

 安く作ったことを褒めればいいのかもしれませんが、私はそんなお世辞は言えません。
無駄金を使ったということです。

サイトを安く作ったことに勝ち誇った気分になっている経営層や担当者は多いです。
「ホームページ作成で求めた効果が出てないから改善するわけで、安く作った分だけ損してますね」と正直に伝えます。

あなたがサイト内でやりたいことが実現できる見積もり額が、適正な費用であるということです。
安く済ませても、望んだ効果(集客力など)があればいいんです。
安く作ると偉いのかというのは全く違うというのは誰でもわかるのに、そこしか評価できる点がいまのところないから、そこだけをアピールしてしまう。

サイトの維持費だけはかかっているのに効果がない。
では、当初どんな効果を求めたのでしょうか?

たくさんの人にうちのサイトを見てもらいたいと思った…ではいけません。

たくさんの人の顔は見えますか?
たくさんの人の一人は、一体どんな人なのでしょうか?
その人に何を伝えたいのでしょうか?

サイトは広告です。
「情けない広告なら出さないほうがいい」というのは、会社経営で成功されている方から実際に聞いた言葉です。

では、ホームページ作成費用が高額だったからそれに見合った効果が出るのかというと、それも違います。
プロジェクトの目論見から、概算見積もりを取り、あなたの判断軸が明確になっていれば、見積もり段階から正しい道を歩めるようになるものです。