SNS運用で方向性に迷うネットショップオーナーは多いです。
「何からしたらいいかわからない」
企業ご担当からPRでのSNS運用もご相談がありますので、ここに基本的なことをまとめておきます。
SNSでフォロワーを買うことは運用を難しくする
ダミーアカウント(ゾンビアカウントっていうんですね)を買ってフォロワーを増やしても、あなたは儲からなかったのでしょう。
それはフォロワーの数が多いことで儲かるような仕組みを、あなたが作っていないからです。
フォロワー数が多いことでのマネタイズが思い浮かばないなら、普通に運用しましょう。
最初は投稿量を安定させること、その次に質です。
それだけで充分にSNS運用の効果は出てきます。
大事なのは「手段を目的と間違えない」ことです。
フォロワーを買うことで、あなたのファンは増えたでしょうか?
SNSマーケティングで最初にやること
最初に目標とするアカウントを見つけます。
その何十万人のフォローがあるアカウントが、どのくらいの期間中にどれだけの投稿をしているのかを調べましょう。
■分析は1アカウントだけでいい
あれこれ見ても目移りします。
目標とすべきSNSアカウントを複数見つけたら、その中から1アカウントだけ分析すればいいです。
具体的な例として、300投稿で運用歴2年:フォローは13.7万人です。
初回投稿はただの写真で娘と本人の生活風景です。
初回のいいねは9、今は1投稿で1000いいねは入る状況です。
■全投稿を抜粋して見ていく
目標とすべきSNSアカウントに現在300投稿あったら、100投稿ごとの投稿を見てください。
その後、50投稿ずつ10投稿ずつと徐々に細分化して、目標とするアカウントの投稿内容を確認してください。
投稿内容の方向性の修正や、ウケる内容の傾向がわかってきます。
SNS運用-初回投稿の分析
人気SNSアカウントの、一番最初の投稿を見てみてください。
なんでもない投稿があることも多いです。
そこから始まっているんです。
むしろ、始まりのSNS投稿は、あなたの方がクオリティが高いかもしれません。
人気SNSアカウントの初回投稿を見ると、初志貫徹で最初から同じことをやっている場合と徐々に方向性を定めた場合があります。
どちらがあなたに向いているかもここで比較できます。
例えば、あなたが既に投稿を繰り返していたとします。
なかなかフォロワーも増えない。
だからといって新しいSNSアカウントを作って心機一転を図らなくても、既存のSNSアカウントで投稿の方向性を変えてもいいとわかります。
SNS運用-最初の100投稿
例として、目標のアカウントの初回投稿は9いいねでした。
あなたのアカウントが初回3いいねだったとしたら、なんでも3倍増しで考えてみましょう。
あなたのSNSアカウントは後発なので、すぐに追いつくには3倍頑張る必要がある。
ただ、頑張り方はいろいろ。
3倍の効果を出せる何かを見つけるために、100投稿してみましょう。
SNS運用の継続性
投稿数で負けたら熟知性の原則で負けたことになる。
質も大事です。
量も大事です。
それよりも、継続が大事です。
投稿を継続できる内容にしましょう。
そのために100回続けて投稿できる企画を作りましょう。
▼参考
「COHINA(コヒナ)」の急成長を支えたInstagram活用のポイントとは?代表 ディレクター・田中絢子インタビュー | Marketing Native(マーケティング ネイティブ)
SNSでは宣伝しない
SNSアカウントでは、宣伝しないことです。
SNSは宣伝する場ではなく、コミュニケーションの場です。
コミュニケーションを継続できるように、こちらから問いかけ、ユーザーの問いに答えましょう。
宣伝は宣伝広告機能で。
通常投稿はコミュニーケーションで。
鉄則です。
■真似してもダメなSNS投稿
真似から入るというのは、とてもいい考え方だと思います。
しかし、真似してもしょうがない投稿内容というのもあります。
人気SNSアカウントが、朝のルーティンをやっていたからといって、成長途中のあなたのSNSアカウントで急にプライベートな発信をしても反響はないでしょう。
そんな成長途中のSNSアカウントでもできる投稿があります。
それは「有益投稿」です。
SNSユーザーに有益な情報を投稿すれば、人気SNSアカウントでなくても、投稿に意味があります。
集客と販売の差
投稿内容単体で、集客目的とそうでないものは、しっかり見極めるべきです。
SNS運用と広告
広告で集めた「いいねのたくさんある投稿」が理想なら、やはり広告で勝負するべきです。
1000円でも5000円でも広告を出すといいです。
少額から始めて広告効果を見ながら、インプレッションを増やします。
フォロワーが増えなくても、最初は大丈夫。
徐々にフォロワーが増えるように広告内容を検討していけばいいのです。
よく広告を配信しているアカウントの広告文を真似してみましょう。
当サイトはリンクフリーです。
ご自身のブログでの引用、TwitterやFacebook、Instagram、Pinterestなどで当サイトの記事URLを共有していただくのは、むしろありがたいことです。
事前連絡や事後の連絡も不要ですが、ご連絡いただければ弊社も貴社のコンテンツを紹介させていただく可能性がございます。