タスク進行が遅い!とスタッフを叱る前にやることがあります。
叱る前にやること
各作業の負担を減らすために、常に作業効率化を模索し、タスクの煩雑さを改善することを意識されてください。
どちらかというと、どうしてできないのかと叱るより、どこが負担になっているのかが本当の課題です。
問題をヒアリングし細分化するほうが、叱るより手っ取り早く成果に結びつきます。
作業の締め切り
前提として、スタッフさんのタスクに締切はないほうがいいと思っています。
ですが、締切がないことでタスクが回らない部分があるなら、締切を作るしかなくなってしまいます。
締め切りを設ける時は、無理な締切を伝えていないかを確認してください。
実際に作業指示者が自分でできないことをお願いしているケースで、タスクにかかる労力やプロセスを理解せずに締め切り設定だけをすると、スタッフの気持ちが離れていきます。
スタッフの気持ちが離れたことで、タスクの締切が守られてもクオリティが上がらないのです。
これは某クライアントでも目の当たりにした、とても悪い例です。
スタッフの自主性を促す
本来は、スタッフに自主性があったほうがうまくいきます。
スタッフの自主性を組織が生み出せれば、ブランディングにも直結します。
スタッフさんが、このブランド(ショップ)を成長させるのが楽しいと思えば、勝手に仕事は進みます。
実はインセンティブなどの報酬を出しても、やる気が改善されるのは一瞬です。
経営コンサルの言葉を借りれば、組織にはあくまでやりがいを感じる仕組みが大事だそうです。
実際、どんどんタスクを進行して改善スピードを上げていかないと、売上は下がるものです。
売上というわかりやすい結果が出なければ、スタッフの意識も悪い方向へ進みます。
改善効果が上がった時に、成果として数字を見せてあげるのも有効です。
誰しも自分の力で成果が出たとわかるのは、悪い気がしないものです。
あくまで自主性を促す雰囲気作りを目指してください。
なんとなくやっている非効率な作業をそのままにしてしまうのは、自主性のなさも原因です。
現場から改善要望が上がってくることで、全体の業務効率も上がります。
それでもショップスタッフのタスクが全く進まない場合
私も以前ショップ運営責任者をしていた時があります。
その経験の中では、売上が大台に乗った時にも、大幅に落ち込んだ時にも、スタッフの大量離脱を経験しました。
※私が辞めさせたわけではありません。勤めていた会社の都合とスタッフの都合です。
会社のショップの売上が落ち込んだ時に、私だけが売上を上げられる自信があり、はじめて責任者となりました。
その他の人は無理と言って辞めたので、なかば自動的に任命されたのです。
しかし、そこから私は月数千万の売上を作れました。
自由にやれましたからね。
私がすごいのではなく、既に売上を作れる資産が会社にあったことがすごいのですが、それを私だけがわかっていたのです。
逆に売上が上に突き抜けた時には、作業内容についてこれないというスタッフが出ました。
ただコツコツやればいいだけなのですが、売上が大きくなって責任を感じ、気持ちがついてこないという状態です。
社内にマニュアルと呼べるマニュアルもなく、属人化の典型でもあったため、人が抜ければまた一から新人を育てる流れに。
タスクが進行しない場合は、スタッフを入れ替えを進言することがあります。
スタッフさんの成長に期待するか、新しく雇うかというのも含め、このあたりはクライアント個々の判断をお願いしています。

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