SEO対策の全体像
SEO対策は、Google検索を通じてユーザーに見つけてもらうための整備作業です。
サイトの構造が正しく理解されることが前提です。
この記事は2021年公開ですが、ツールの終了・仕様変更・料金改定を2026年7月時点で見直し、AI検索(AI Overviews・ChatGPTなど)に対応する新しいツールを追記しました。
なお各ツールの料金は改定が頻繁なため、金額の目安は導入前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
ステップ① 現状把握
まずはサイトの状態を確認します。
Google Search Console(必須・無料)
インデックス状況や検索パフォーマンスを確認できます。AI検索時代でも最重要の無料ツールです。
Google Search Console
Google Analytics 4(必須・無料)
ユーザーの流入や行動を分析できます。
Google Analytics 4
ahrefs / Ubersuggest
被リンクやドメイン評価を確認できます。ahrefsはAI Overviewsやブランド言及を追跡する機能も追加されています。Ubersuggestは買い切り(ライフタイム)プランが中心になっており、料金体系が変わっているため公式で確認してください。
ahrefs /
Ubersuggest
ステップ② キーワード設計
ラッコキーワード
関連キーワードやサジェストを一括取得できる定番ツール。無料枠は「週50クレジット制」(毎週月曜リセット)に変更されています。
ラッコキーワード
Googleキーワードプランナー
検索ボリュームの目安を確認できます。
Googleキーワードプランナー
OMUSUBI / キーワードファインダー
OMUSUBIはキーワードの連想マップを作れる無料ツール。キーワードファインダーは2026年にGEO対応の新プランを追加し、AI検索時代に合わせて進化しています。
OMUSUBI /
キーワードファインダー
Notion / Googleスプレッドシート
収集したキーワードや構成案の整理に。
Notion /
Googleスプレッドシート
ステップ③ コンテンツ設計
WordPress
Surfer SEO
上位ページを分析し、コンテンツの網羅性を高めるツール。
Surfer SEO
Google Docs
ステップ④ 内部対策
Screaming Frog SEO Spider
PageSpeed Insights(無料)
表示速度とCore Web Vitals(LCP・INP・CLS)を診断できます。INPは2024年3月にFIDに代わって導入された指標です。
PageSpeed Insights
内部SEOスコアチェック(無料)
URLを入れるだけで内部SEOを100点満点で診断できます。
内部SEOスコアチェック
ステップ⑤ 外部対策
PR TIMES / ValuePress
プレスリリース配信で言及や被リンクの獲得を狙います。
PR TIMES /
ValuePress
note / アメブロ / Wantedly
note / アメブロ / Wantedly Blog
SNS
被リンクチェック(Majestic)
被リンクのプロフィールを確認できます。
Majestic
ステップ⑥ 検証と改善
Search Console Insight
検索順位変動チェック
Googleのアルゴリズム変動を観測できるツール群です。namaz.jpとMozCastは2025〜2026年もしきい値を調整しながら稼働しています。
namaz.jp /
MozCast /
Algoroo /
Rank Ranger
ヒートマップ・行動分析
ユーザーの行動を可視化します。QA Heatmap Analyticsは「QA Assistants」へ名称変更・統合されています(WordPressなら無料)。
QA Assistants(旧QA Heatmap Analytics) /
User Insight /
SiTest
※かつて紹介していた順位取得ツールSERPOSCOPEは開発が実質停止しており(GitHubで「LEGACY CODE」表記)、新規導入は推奨しません。順位取得系はGoogle側の仕様変更の影響を受けやすい点に注意してください。
【2026年の新カテゴリ】AI検索(GEO/LLMO)対応ツール
ChatGPTやPerplexity、Google AI Overviewsに自社が引用・言及されているかを確認するツールが登場しています。SEOと並行してチェックしたい領域です。
まず無料で試すなら
- Ahrefs AI Visibility Checker(無料・登録不要)|ChatGPT・Gemini・Perplexity・Copilot・AI Overviewsでの自社の言及・引用頻度を確認できます。リンク
継続的に定点観測するなら(有料)
- Otterly.AI|AI検索での言及・引用モニタリング。低価格帯の定番($29/月〜)。リンク
- ミエルカGEO(国産)|AI Overviewsの引用状況を競合比較できる国産ツール。2026年にAI検索シェアモニタリング等の機能を追加。リンク
- ahrefs Brand Radar / Semrush AI Toolkit|既存のSEOツール内でAI Overviewsやブランド言及を追跡できます。
※AI可視化ツールは新興分野で各社の機能・料金の変動が激しいため、導入前に公式で最新仕様を確認してください。
初心者向け・推奨ツールセット2026
まずは無料の定番から始めれば十分です。
- Google Search Console(検索パフォーマンス・インデックス把握)
- Google Analytics 4(アクセス解析)
- ラッコキーワード(無料枠)+キーワードプランナー(キーワード設計)
- PageSpeed Insights(表示速度・Core Web Vitals)
- SEOチェキ/内部SEOスコアチェック(手軽な内部診断)
- Ahrefs AI Visibility Checker(AIに引用されているかの確認)
運用が軌道に乗ってから、ahrefsまたはSemrushのどちらか1つ(AI Overviews追跡機能内蔵)に有料で進むのが現実的です。
SEOチェキ / AIテキストマイニング(ユーザーローカル) / Semrush / SimilarWeb
よくある質問(FAQ)
Q. 2026年、初心者はまず何を使えばいいですか?
A. 無料のGoogle Search ConsoleとGoogle Analytics 4がまず必須です。キーワードはラッコキーワード無料枠とキーワードプランナー、表示速度はPageSpeed Insightsで十分始められます。有料ツールは運用が軌道に乗ってからで問題ありません。
Q. ChatGPTやPerplexityに自社が引用されているか無料で確認できますか?
A. できます。Ahrefsの無料AI Visibility Checkerは登録不要で、ChatGPT・Gemini・Perplexity・AI Overviewsでの言及や引用を確認できます。継続的な定点観測にはOtterly.AI($29/月〜)やミエルカGEOなどの有料ツールが向きます。
Q. 昔の記事で紹介されていたツールが使えないのはなぜ?
A. SERPOSCOPEのように開発が停止したツールや、ラッコキーワード・QA Heatmap Analytics(現QA Assistants)のように仕様・名称が変わったツールがあるためです。特に順位取得系はGoogle側の仕様変更の影響を受けやすいので、最新の稼働状況と料金は各公式サイトで確認してください。