本記事は2026年2月時点のX投稿を基にまとめた記録です。末尾に主要トピックのその後の動きを追記しています。
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2026年2月もAI業界は大きな動きが続きました。本記事では主要LLM企業の発表、画像・動画生成AIの進化、開発者向けツールの話題を整理してお届けします。
主要LLM企業の動向: 科学的成果と社会的責任
OpenAIは、GPT-5.2が理論物理学の分野で新たな成果を導出したと発表しました。プリンストン高等研究所、ヴァンダービルト大学、ケンブリッジ大学、ハーバード大学の研究者と共同でプレプリントを公開し、多くの物理学者が起こらないと想定していたグルーオン相互作用が特定の条件下で生じうることを示した内容です。AIが理論物理に直接貢献した事例として注目を集めました。さらにOpenAIは、SoftBank、NVIDIA、Amazonの支援を受けたAIインフラ拡張のための新規投資も発表し、エコシステム全体での連携を加速させています。
Anthropicは米国最大の大学コンピューターサイエンスプログラムCodePathと提携し、コミュニティカレッジや州立大学、HBCU(歴史的黒人大学)の20,000名以上の学生にClaudeおよび Claude Codeを提供すると発表しました。また、Microsoft・General Motorsの元CFOで初代トランプ政権の副首席補佐官も務めたChris Liddell氏が取締役に就任。CEOのDario Amodei氏が国防総省との協議に関する声明を発表したことも大きな反響を呼びました。
Google DeepMindとGoogle AIの新発表
Google DeepMindは、想像した世界をAIが構築する「Project Genie」を披露し、お気に入りのワールドを探索できるデモを公開しました。Google AIは、複雑な現代科学・工学の課題に対応するGemini 3 Deep Thinkのアップグレードを発表し、研究者や企業向けの早期アクセスプログラムを開始。あわせて、実世界知識を活かして多言語テキストを画像内に挿入できる最新画像生成モデルNano Banana 2と、動画生成モデルVeo 3.1も登場しています。
Perplexityの大型発表ラッシュ
Perplexityは初の開発者カンファレンス「Ask」の開催を告知し、まだ注目されていない開発者向けの参加枠も用意しました。同社のAPIはすでにSamsung端末数億台に搭載され、いわゆるマグニフィセント7のうち6社で採用されています。Googleを上回る性能の検索エンベディングAPIもリリースされました。さらに同社最強プロダクトと位置づける「Perplexity Computer」をローンチし、3月11日の次回発表に向け勢いを加速させています。
画像・動画生成と開発者向けトピック
Kling AIは動画生成カテゴリで再び首位を獲得し、Kling 3.0の全面展開を予告。RunwayはNano Banana 2をプラットフォームに統合したほか、World Model内で8種類のロボットポリシーをシミュレーションする新しい研究も発表しました。
開発者向けでは、CognitionがDevinを毎日活用してDevin自身を開発しており、自社コードベース最大の貢献者になっていることを公表。Windsurfも同様にDevin活用事例を共有しました。NVIDIAは年次イベントGTCを直前に控え期待が高まっています。研究面ではSakana AIが文書を即座にLoRAとして内在化する「Doc-to-LoRA」、Preferred Networksが画像の参照表現理解ベンチマークを日本語化した「Ja-Ref-L4」を公開しています。
まとめ
2026年2月は、GPT-5.2による物理学の新成果やAnthropicの教育連携、Perplexity Computerの登場など、AI活用の幅が学術・教育・開発の各領域で一気に広がった月となりました。3月のNVIDIA GTCやPerplexityの次回発表も控えており、引き続き目が離せません。
その後の動き
GPT-5.2が導出した公式は論文「Single-minus gluon tree amplitudes are nonzero」としてまとめられ、プリンストン高等研究所のニマ・アルカニ=ハメド教授が「エキサイティング」、カリフォルニア大学サンタバーバラ校のナサニエル・クレイグ教授が「AI支援科学の未来を垣間見せるもの」と評価しています。
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