Ahrefs[エイチレフス]でできること|コンテンツSEO対策の行動ガイド | ムノログ 合同会社ムジンケイカクプロのITノウハウブログ
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Ahrefs[エイチレフス]でできること|コンテンツSEO対策の行動ガイド

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SEO対策コンテンツSEOを調べる理由として、私のようにネットショップの売り上げ改善を考えている方は多いと思います。
ブロガーであっても、SEO対策をした結果として自身のサイトの売り上げ改善をしたいはずです。
そんな時にAhrefs[エイチレフス]でできることがあります。

Ahrefs[エイチレフス]でできることとは?

Ahrefsのメリットで最もわかりやすいのが、被リンク数チェックからの競合サイト分析です。
あなたのサイトがSEO対策で検索上位表示されるには、バックリンクと呼ばれる「誰かのメディアからリンクされたり、コンテンツが引用された数」が重要な指標になります。
バックリンクを中心とした競合サイトのパワーを見ることで、あなたの狙った検索キーワードが、今のあなたのサイトのパワーで競合に勝てるのかどうかがわかります。

検索上位表示は、順位動向のチェックも大事です。
検索順位は、Googleシステムの評価アルゴリズムの変更により、常に上下動があります。
検索順位が下がった時にも、競合サイトと比較をしながら対策を練ることができます。

Ahrefsはコンテンツ作成時に際しても有用です。
コンテンツの中身はどういったものであるべきかの指針や、狙った検索キーワードで上位表示されているサイトが「実際はどんな検索キーワードで上位表示されているか」ということもわかります。

ここまではSEO対策という観点のみの話ですね。
結論として、Ahrefsは売り上げ改善に役立つということをよく意識されてください。
以下解説していきます。

卵の具体例

下の画像は「卵」で調査した画像です。

卵キーワードの検索上位表示サイトが、「卵 レシピ」や「たまご」「卵料理」という「卵」関連キーワードで、Google社から総合的に評価されているとわかります。
卵の検索キーワードで上位を獲得したかったら、卵料理のコンテンツ群が必要らしいですね。
ということは、卵を販売するネットショップであれば、卵料理のレシピを公開していくことが「卵」で検索するユーザーの目に留まる近道になりますよね。

Keywords-Explorer|卵の検索

SEO対策初心者がAhrefsでできること

誰でもできるAhrefsでPV獲得できる方法の例です。

例えば、検索キーワードを月間検索ボリューム100以上1000以下で絞り込んで見ましょう。

  1. 検索キーワードで競合が弱いキーワードを見つける
  2. 検索上位の変動が大きいか確認し、大きければ検索上位に食い込める可能性ありと判断
  3. 検索上位表示されているコンテンツの見出しや内容を分析しながらコンテンツ(記事)を作成
  4. Ahrefsではない作業→Google Search Consoleから新規コンテンツをURL登録(速くインデックスされるコツ)
  5. 結果→一日のPV1記事30~数百PV獲得の繰り返し

私がこの作業でしていることは、SEO対策だけではありません。
「ユーザーのニッチなニーズがどこにあるのか?」を探しています。

ロングテールというマーケティング戦略で、あなたのサイトの売り上げを上げるためには、ユーザーのニッチ(隙間)の集合体を作ることになります。
大手サイトがやっていないことをやる必要があり、やっていないことに需要があるか探る必要があるのです。
それが上記の作業で割り出せます。

Ahrefsのデメリット

ここでよく感じるデメリットなのですが、無料キーワード提案ツール UbersuggestでSEO対策のほうが検索キーワードの難易度判定が正しいことがあります。
2つを見比べることも大事です。

Ahrefs[エイチレフス]導入に関して

私がAhrefs導入時に疑問に思ったことや、クライアントからよく聞かれることをまとめました。

月額が高い

SEO対策には無料ツールも多いため、多くの方が月額料金が高いと感じるはずです。

しかし、複数サイトを分析する時には、コストパフォーマンスは高いと思います。
マウスクリックで多数のサイトの情報を切り替えられる上に、詳細なデータが表示されます。

SEO対策を仕事にされるケースや、IT担当者で複数サイトのSEO対策をしなければならない方におすすめしています。
※私はAhrefs社の回し者ではありません

小さい会社である弊社でも、常時10サイト以上のコンサルを行っています。
無料ツールを横断的に使って、分析をする時間はありません。
時間とお金のトレードオフですが、充分に元は取れています。

Ahrefsは無料のSEOツールより優れている?

必ずしもそうとはいえません。
無料ツールでも組み合わせれば、充分にSEO対策はできます。

経験上、たくさんのツールを横断的に使っていると時間がかかります。
IT担当者誰しもが、SEO対策ばかりやっていればいいというほど暇はないと思います。

AhrefsはSEO対策の工数削減になることだけは確かです。

普段使いに最適なSEO対策ツール34選|無料・有料ツール

Ahrefsを使う前に知っておいたほうがいいことってある?

有料ツールですが、お試し期間や無料ツールもあります。
使い勝手は事前に確認されてください。

私は契約後にわからない機能がいくつかでてきて、混乱した時期があります。

Ahrefsの動画コンテンツで、事前に予習するのもおすすめです。
英語ですが、わかりやすく解説されています。
最初は面倒かもしれませんが、大事なテクニックもたくさん紹介されているので参考にしてください。

Ahrefsの用語がわからない

お試ししてみると、KD?DR?UR?となると思います。

私もわからない用語があったので、調べた結果を以下記事に掲載しています。
実際につたない英語でチャットからAhrefs側に質問しても、解決を手伝っていただけます。
問い合わせの対応品質は高い印象です。

【コンテンツSEO】”Ahrefs”エイチレフスの使い方|Google向けSEO対策【Keywords Explorer編】

Ahrefs[エイチレフス]まとめ

AhrefsをSEO対策ツールといってしまうと、SEO対策だけのツールという印象になってしまいます。

ところがAhrefsを俯瞰で見るとコンテンツマーケティングツールであることがわかります。

どんなコンテンツがユーザーに求められているのか?競合他社に食らいつくにはどうすればいいのか?ということから、弊社ではネットショップのサイト改善に役立てています。
SEO対策だけでなくユーザーのニーズが割り出せるため、あっという間にネットショップの売り上げ改善の道筋を作ることができます。

例えば、あるクライアントは数ヶ月の分析とコンテンツ内容の改善で、リスティング広告で全く売り上げが出なかったサイトを売れるサイトにできました。
改善できた理由は、Ahrefsで検索ユーザーのニーズを割り出し、広告内容やコンテンツ内容を改善できたからです。

あるクライアントでは、2ヶ月ほどの分析とサイト改善を行い、5日でそれまで一ヶ月の売り上げを叩き出しています。
改善できた理由は、Ahrefsで検索ユーザーのニーズを割り出し、検索上位表示を狙っていく検索キーワードを変更したからです。

いずれのケースもユーザーフレンドリーなコンテンツを制作することにつながった結果、売り上げ改善に直結しています。

これは単体のSEO対策ツールを組み合わせて使うよりも、Ahrefsが効率的に競合分析ができることが大きな要因になっています。
工数削減と競合分析が同時にできることで、コンテンツマーケティングの可能性が広がります。

Ahrefsを利用される際には、是非SEO対策という枠に留まらずコンテンツマーケティングの俯瞰での視野を大切にされて、コンテンツSEOマーケティングとして売り上げ改善に取り組んでみてください。
きっと大きな効果が出るはずです。

【コンテンツSEOのメリットとは?】無料で学ぶSEO対策で自然流入を増やし広告費を最適化する方法