BASEでのネットショップ構築を例に紹介していきます。
前提として、どんな商材のクライアントであっても、最終的にはSEO対策的に全く問題ない状態を作れています。
しかし、その中で少数の駆け出しのBASEサイトにおいて、作業序盤にSEO対策がうまくいかないことがあります。
その調査記録です。
仮説と現状把握
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事実:特定のサブドメイン型のサイトでSEO的に苦戦する。
最終的には1週間程度でインデックスによる解決が見られるのが普通だが、1ヶ月以上の期間がかかることも。
コンテンツ的に優れているサイトが、インデックスされない、もしくは、されにくい状態になる。 - オカルト:WordPressサイトでは実際にあったことだが、デフォルトのテーマに何か不備があるのかも。
※クライアントサイトのデザインテーマをころころ変更できないため検証不能
BASEで売上を上げるためのSEO対策|最低限の情報
BASEのショップが検索で表示されない3つの理由!ほかのショップを探す方法も紹介 – BASE U|ネットショップの開設・運営・集客のノウハウを学ぼう
ここを確認すると、導線が少ない・被リンクがないなどの状況と、運営初期だから…の理由が目につく。
しかし、当該クライアントサイトは、この状況には該当しないことがわかる。
対策1:商品URLの個別登録
商品URLを個別でインデックス登録してみる。
これはうまくいくことが5割を超える。
対策2:カテゴリを突っ込む
カテゴリをインデックス登録してみる。
個別ページをインデックス登録している時に、カテゴリURLも自動的にGoogle側に取り込まれていることがあるため、あまり意味がないように感じた。
対策3:削除リクエストの確認
削除リクエストが出されていないか確認。
参考
対策4:コンテンツの見直し
ページの重要性がGoogleクローラーに伝わっていない可能性を鑑み、コンテンツの独自性を考える。
これは弊社クライアントだと既に整備済みなため、対応から除外。
対策5:被リンクでの導線増加
被リンクを加えたらどうなるのか検討する。
これは集客導線を増やして、ページに人が集まっている既成事実を作る作戦。
SEO対策観点ではなく、マーケティング観点で大いに意味がある。
これをやってもサイトトップがインデックスされないことがある。
実際は、SEO評価指標としての被リンクの重要性は下がっているが、マーケティング面でショップへの導線確保は重要なため。
参考
対策6:ブログ更新からのインデックスを試す
BASEのブログのRSSをサイトマップに登録。
※この場合、定期更新が望ましい
結論と経過
インデックスに効果があった対策。
- コンスタントな商品追加
- 商品名の変更をして読みやすくした
- 商品説明の定型文を下部にして、キャッチコピー+数行でもいいから商品説明を全てに入れる
- 画像の大きさ(容量)を概ね150kb周辺に抑え、サイト表示速度を上げる
- 商品カテゴリの増加と独自性の確保
- 特集ページの追加から各商品への内部リンク(ピラーページ)
効果がなかった対策。
- ブログ記事追加
なかなかブログコンテンツ自体がインデックスされない。
最後まで未インデックスで残ることもあります。 - アバウトページなどの各種ライティング
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